ウリザのハナシ #2020/08

フリートーク

「昨今の情勢で、必要に迫られて動画配信のことを調べていたらULIZAブログに辿り着いた」。読者の皆さまの中には、きっとこのような方もいらっしゃるかと思います。

お仕事として弊社ブログをご覧の方も、個人的な興味で弊社ブログをご覧の方にも、ちょっと一息つきがてら読んでいただける情報をお届けしたい。

今回は、弊社の視点から見た動画配信プラットフォーム業界の動向などの小話をお話しします。

1. 需要急増でたくさんの勉強の機会を得る

通常時の弊社スタッフの稼働状態といえば、「自分の得意な分野のお問い合わせを任されたぞ。でも、まだ新規顧客の受け入れもできるし、他スタッフのフォローにも十分回れるぜ」というように、得意な分野をより深く勉強する機会が多い状態でした。

それが2020年1月に新型コロナウィルスが確認されて以降、3月に入った頃には「様々な業種のお客様からのお問い合わせがいい感じに増えてるな」となり、4月には「こんな案件もあんな案件も任されたぞ。勉強になるなあ」となり、6月には「この案件はあのときの応用で提案できそうだな!あちらとそちらの案件は経験豊富なスタッフに相談しながら進めよう!」となり、弊社スタッフにとって、幅広くたくさんの勉強と成長の機会を得られる状態になりました。

2. グラフで見る「需要急増」

では、実際にどのくらい需要急増となっているのか。具体的な数値はお見せできませんが、2020年1月からの月間のお問い合わせ件数の推移を公開したいと思います。

もともと1月~2月はどちらかというと閑散期の傾向がありますが、それを差し引いたとしても、3月以降の需要急増感はお伝えできましたでしょうか?

ちなみに、お問い合わせの多いジャンルを集計したところ、次のような結果となりました。

例えば、決算期を跨ぐ3月~4月や6月~7月には決算説明会などのIR系情報発信、緊急事態宣言の発出により通常授業の実施が困難となった4月には学習をオンラインで実施するための動画授業やオンライン講座、6月以降は新しい生活様式に則ったウェビナーや各種プレイガイドによる音楽ライブ配信をご検討されるお客様が増加しており、情勢に応じた各業界の動きが見て取れます。

特に3月以降はライブ配信に係わるお問い合わせが全体の7割以上を占めており、これまではコンサート会場やライブハウスで開催されていたクラシックコンサートや音楽ライブなどの臨場感や一体感を求められるイベント、株主向けの決算説明会やトレンドセミナーなどの情報の新鮮さを求められるカンファレンスのオンライン化を検討しているお客様が多い印象です。

3. エンタメ業界を支援するストリーミングサービス

新型コロナウィルスの蔓延によるイベント自粛がエンタメ業界の逆風となってしまうであろうことは、読者の皆さまの中でも想像に難くなかったと思います。

そんな状況を打破し、アーティスト/タレントなどの方々の活躍を支援するためにも、昨今はエンタメ業界のイベントがライブストリーミングサービス経由で開催されることが多くなりました。では、どのようなライブストリーミングサービスがあるのか、以下にいくつかご紹介します。

・PIA LIVE STREAM(https://t.pia.jp/pia/events/pialivestream/
・Streaming+(https://eplus.jp/sf/streamingplus/
・LINE LIVE-VIEWING(https://viewing.live.line.me/
・ZAIKO(https://streaming.zaiko.io/business/landing_page/
・FanStream(https://fanstream.jp/
・新体感ライブ CONNECT(https://shintaikan.live/

他にも、音楽ストリーミングサービスで今まで非公開だった楽曲が公開されたりと、エンタメ業界のオンライン化はまだまだ盛り上がるのではないでしょうか。
(かく言うわたくしも、オンラインでエンタメを楽しませていただいております。関係者の皆さま、ありがとうございます!)

4. 日々働く中で思う「すごいこと」

需要増加の傾向は、まだしばらくは続くかと思います。そんな勉強と成長の機会を取りこぼさないように日々働く中で、自社内のことではありますが、密かにすごいなあと思っていることがあります。

それは、ULIZAプロダクトのバージョンアップがすごい速さで行われていることです。
(ちなみに、ULIZAブログで公開されているバージョンアップ情報は、主だった一部のみの掲載となっています)

何がすごいのかと言うと、昨今の需要急増の中で見えてきたご要望の多い機能などが大小問わず、柔軟にスケジュールを調整しながら日々開発されているのです…!
(当然ながら、新機能の勉強もちょっとだけ大変なのを、ここでこっそりと吐露します)

社内外から弊社エンジニアが優秀だというお声をちらほらと耳にしますが、こういうときにその優秀さを改めて実感する次第です。

恐縮ながら、なんだか最後は自社自慢で終わってしまいましたが、スタッフ一同、新規のお客様はもちろん既存のお客様と一緒に働く他スタッフへのフォローも忘れず、今日も精一杯働いております。

また、次回の小話もお楽しみに!(次回もありますように!)

Author
おむらいす

聞き慣れないカタカナやalphabetの専門用語に頭を悩ませながら働く中、ある日突然、ブログ運営を任命された編集長。
運営とあわせて絶賛業界勉強中、かつ業界に詳しくない人にも分かりやすいブログを目指して奮闘中。

2018年=入社。初の動画配信プラットフォーム業界入り。
2019年=少しずつ。専門用語や動画配信にかかわる機能や仕組みを覚え始める。
2020年=なんとか格好がつくようになる。"新米"編集長を卒業する。
2021年=動画配信プラットフォーム業界の人っぽくなる。

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