動画配信を検討する際、視聴者の地域や視聴環境に応じた細かい設定ができれば嬉しいけれど重視するほどではないから諦めてしまっている、なんてことはありませんか?
例えば、
「日本以外で視聴される時には英語字幕をつけられたら・・・」
「PCの視聴では高画質で、スマホの視聴では低画質で配信して流量コストを抑えられたら・・・」
そんなお悩みも、ULIZAの機能で解決できます。
この記事では、常に最適な状態の動画を配信するのに役立つ「ストリーミングポリシー」という機能をご紹介します。
では早速、どんな時に活用できるか見てみましょう。
⒈ 特定の国では字幕がついた状態で配信する
このようなケースに最適!
世界各国で配信をするため、日本以外の国では字幕をつけて配信したい
以下のようにルールを設定することで、字幕をデフォルトで動画コンテンツに表示させることができます。
【設定値】
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IF:視聴場所(国)が〈指定した国〉に等しい(等しくない)時
THEN:字幕が含まれるものを優先
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この設定をすることで、指定した国(もしくは指定しなかった国)ではこのように字幕がついた動画が優先的に表示されます。
⒉ 視聴端末によって配信する動画のビットレートを調整する
このようなケースに最適!
PCでは高画質、スマートフォン端末では低画質で配信したい
以下のようにルールを設定することで、視聴端末ごとの映像ビットレートを自動的に調整することができます。
【設定値】
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IF:視聴端末の種別が〈指定した端末〉に等しい時
THEN:含まれるストリームの映像ビットレートの最大値が最も大きいものを優先
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この設定をすることで、指定した端末ごとに配信される映像のビットレートを調整することができます。
(ビットレートについてはこちらの記事をご覧ください!)
⒊ その他選択できるルール
ご紹介したルール以外にも様々な条件で配信の設定を選択できます。
選択できる条件
- 視聴日時
- 視聴時刻
- 視聴日(曜日)
- 視聴場所(国)
- 視聴端末の種別
- 参照元ドメイン
選択できるルール
- 含まれるストリームのフォーマット(MP4 / HLS)
- 映像ストリーム、音声ストリーム
- 字幕
- ストリームの映像コーデック(H.264 / H.265)
- ストリームの音声コーデック(AAC / MP3)
- ストリームの個数
- ストリームの映像ビットレート
- ストリームの音声ビットレート
- ストリームの解像度
- ストリームの映像フレームレート
- 登録日時(古い/新しい)
- 最終更新日時(古い/新しい)
さらに、ストリーミングポリシーは同時に複数のルールをつけることができるので、さまざまな配信方法に応用することができます。
⒋ 詳しい操作についてはこちらから!
いかがだったでしょうか?
ULIZAのストリーミングポリシーを活用し、視聴者の地域や視聴環境に応じた細かい設定を実現してみませんか?
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